しにがみのバラッド。5 ★★☆

ハセガワケイスケ メディアワークス ; ISBN:484022756X ; (2004/08)

3本の短篇と3本の挿話が収録されている第5巻。
この作者独特の会話のリズムと浮遊感のある読後感に惹かれて、読み続けているんですが、今回はやはり「しにがみのうた。」でしょう。
どこか見たことのある設定ではあるのですが、この中に出てくるリュウのキャラクターが気になりました。できれば、もっと書き込んでほしかったですね。優しさから取り返しのつかないことをしてしまう。この作者の資質にあったキャラだとは思うんですが。
あと一言。シリーズ化するラノベは組織を出さないとまずいんですか?