2004-11-17 しにがみのバラッド。5 ★★☆ 読書 ハセガワケイスケ メディアワークス ; ISBN:484022756X ; (2004/08) 3本の短篇と3本の挿話が収録されている第5巻。 この作者独特の会話のリズムと浮遊感のある読後感に惹かれて、読み続けているんですが、今回はやはり「しにがみのうた。」でしょう。 どこか見たことのある設定ではあるのですが、この中に出てくるリュウのキャラクターが気になりました。できれば、もっと書き込んでほしかったですね。優しさから取り返しのつかないことをしてしまう。この作者の資質にあったキャラだとは思うんですが。 あと一言。シリーズ化するラノベは組織を出さないとまずいんですか?