ネタバレ

1日の日記を読んでいたら、反転以外でもどうにもネタバレしているようなので、ちょっと直しました。ついでに「容疑者χの献身」のラストについての感想も追加しました。

年末でネタバレの話題*1があちこちのブログで取り上げられていましたが、僕個人としてはよく巡回するサイトさんの感想・批評は、未読だけど絶対読むだろう本は読み終えてから、興味はあるけどどうしようかなと思う本は、サイトの感想をとりあえず読んで、これは面白そうだと思ったらその本を買います。その際、ネタバレ指定があれば、続きを読むのを控えます。それでも気になって読みたいときは読みますけどね。
ネタバレは未読の人にはマナーのような物ですし、読了した人にとっては新たな発見につながる指針みたいなものだと思ってます。
読書好きで批評・感想サイトが好きな人はこんな使い分けをしていると思うんですが、他の方はどうなんでしょうか。

日常で本の感想を言うようなことはまず無いし、あっても特定な友人たちだけであって、不特定な人のいろいろな感想を聞ける機会というのはそうそう転がっていない。特に僕みたいな作家買いで本を読む人間は新しい作家の本を手に取ることがそもそもない。正直、ライトノベルはネットでの感想を読む事がなければ、手を出すこともなかったでしょう。去年読んだ本では「黒い時計の旅」なんかもそうです。
確かに作家さん側からして見れば、心血注いで書き上げた作品をネット上に許可もなく貼り出されるのは納得いかない部分もあるのでしょうけど、読む方もいい作品にたくさん出会いたいと思っているんです。それはある意味勝負みたいなもので、作家さん達は僕のようなネットに蔓延る有象無象の連中を蹴散らす作品を書き上げて、サイトは発表された作品に応援ないし発破をかけてよりよい読書空間を保ちたいと思ってるだけじゃないでしょうか。中には貶す事に命をかけている人もいるでしょうが、それこそ相手にしても仕方が無いでしょう。

そんな事を1日の日記の反省とともに思いました。しかし過去ログにもいろいろネタバレを書いていそうなんで、徐々に直していかないと…

*1:佐竹彬さんや森博嗣さんの日記の件です