光ってみえるもの、あれは ★★★

川上弘美 中央公論新社 ; ISBN:4120034429 ; (2003/09/10)

恋愛小説というよりも家族小説。主人公が無駄に悩む(^^ゞ。中性的というより、どちらかというと女性よりの主人公(悩み方が男の子っぽくない)に感情移入はしなかったんだけど、脇役にはまりました。大鳥さん、キタガーくん。世間とズレてるところでしか、居場所が見つからない人たち。淡々と、それでいて強かに生きているのが良かった。あと江戸の日はいいな。うちも作ってみるか。