蝉の羽 ★

高里椎奈 講談社 ; ISBN:4061823272 ; (2003/08)

薬屋探偵妖綺談、第10作。もう10番目なんだ。早いなあ。変わってるところといえば、レギュラー三人組の視点で書かれてるところがなかったところ(エピローグを除く)。ここ数作はとくに構成に凝りだしてきてる。でも、あいかわらず登場人物に引っ張られすぎるので、どたばたするところが多いんだよな。もうすこしメリハリがつけば、いい本格がかけると思うのになぁ。いつもどおりタイトルの意味、よくわかりませんでした(>_<)